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2回目の心理カウンセリング

 前回、1回目のカウンセリングが終わった後にカウンセラーに対する希望を聞かれたので『自分より年上でベテランの方』をお願いしました。そのためか、今回のカウンセリングはそこのカウンセリングオフィスの所長さんが担当されることになりました。
 私は、これまで苦手なタイプの人間(部下)との関係を上手く築けなく仕事がうまく進まなかったが原因で抑うつ状態になり転職したこと、そして転職先でも再び苦手なタイプの人間(上司)と関係を上手く築けなかったことが原因でうつが再発したことをまず話しました。そして、自分の対人スキルが低く、仕事に自信がなくなり自分がどのような仕事に向いているのかを見つけたいという目的でカウンセリングを受けることにしたことを伝えました。
 カウンセリングは主に私がしゃべり、カウンセラーが聞き役で時々カウンセラーから質問を受けるというかたちで進められました。全体的には私の悩みは一方的な思い込みかもしれないという気付きを促すような流れでした。
 例えばこんな感じです。


 『苦手なタイプの人間と上手く関係が築けなくて2度も転職に失敗しているんです。』

カウンセラー
 『苦手なタイプはどんな人ですか?』


 『攻撃的で自分の考えを押し付けて相手を尊重しないタイプの人です。』

カウンセラー
『人間関係で問題がなかった時はありますか?』


『初めて転職した時の職場は楽しかったです。その時は部下もいましたが、上司とも部下とも友好的な雰囲気でお互いに仕事のやり方や考え方を尊重し、間違っていたときは叱るというよりもアドバイスを受けるという感じで仕事をしていました。あと学生時代にアルバイトをしていたのですが、和気あいあいとしていて仕事も楽しかったです。アルバイトの取りまとめ役などもやらせてもらいました。』

カウンセラー
『私も攻撃的な人は苦手ですね。』


『どこにでもそういう人はいると思うんです。ですから、そういう人達と上手く人間関係を築けない自分が社会人として失格だと思っています。そして、自分の仕事にも自信が持てず、どんな仕事なら自信を持ってできるのかを考えています。』

カウンセラー
『どうして攻撃的な人が苦手なのですか?』


『そういう人達は私の考えや意見を受け入れてくれないので、仕事に対するモチベーションが下がりミスも増えて仕事が上手くいかないといった悪循環になります。』

カウンセラー
『更に上の上司の方は同じようなタイプの方であなたの上司があなたと同じ悩みを持っていると思いますか?』


『二人の関係は良くわかりませんが、更に上の上司は私の上司と違うタイプだと思います。私の上司は仕事の結果が最も重要で、手段は問わないと言っています。私も部下を持った経験もありますが、今の上司の考え方は私の考えているマネージメントとかなり違います。』

カウンセラー
『あなた自身は自分の考えを持っているのですね。その考えを上司の方へ話したことはありますか?』


『あります。でも自分の意見を話すと必ず否定され、それは違うと叱られてしまいます。その繰り返しでモチベーションがどんどん下がっていきました。』

といった流れで一時間ほど話をしました。なんとなく、これって『認知療法』なのかなぁなどと思いましたが・・・ん~よくわかりません。

by karl_2525 | 2004-05-19 10:39 | うつ  

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