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潔癖性と脅迫神経症

 昔、私が幼稚園生~中学生の頃まで母親は極度の潔癖性でした。どの程度の潔癖性かというと、当時二階建ての住宅に住んでいましたが、お風呂に入らないと二階の部屋には入れませんでした。(一階は普通の部屋、二階は清潔な部屋という決まりです。)

 ですから、友達を家に呼んで遊ぶというのはご法度でした。私が高校生になる頃ぐらいから、母の潔癖性は治まっていきました。

 母から聞いた話だと、祖父も相当な潔癖性だったようです。あぜ道の端っこは人が用を足していて汚いので道の真ん中を歩くように言われていたそうです。こういうことは遺伝するのでしょうかね。

 今思うと一種の強迫神経症だったのでは?という気がします。私も幼い頃からそのように育てられてきたので、多少潔癖性なところはあります。

 うつになりやすい資質にこういうことは関係しているような気がします。昔学校でならった『あひるは最初に目にしたものを親と思う』刷り込み(インプリンティング)なのかもしれません。

 また、期末試験前になると徹底的に部屋の掃除をしたくなるような回避行動もありました。プレッシャーに耐えられなくなってあえて試験勉強以外のことを無性にしたくなることもありました。

by karl_2525 | 2004-05-23 23:30 | うつ  

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