人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三回目の心理カウンセリング

 先日、3回目の心理カウンセリングを受けてきましたので、その様子をお話したいと思います。

 まず、カウンセラーから前回のカウンセリング以降の状況を質問されました。私は、週の2日間程は自分をこんな状況に陥れた上司に対して怒りの感情が沸いてきたこと、それ以外の日は特に気分の変化はなく相変わらず気力の無い生活を送っていることを話しました。

 次に自分の考え方に変化が起きたことを話しました。それは、今までは『自分は攻撃的なタイプの人間と対人関係が上手くできなく、人並みに社会生活が送れないダメな人間なんだ』という思いで頭が一杯でした。しかし、ここ1週間の間に、自分はなぜ攻撃的なタイプの人間と上手く人間関係が築けないのかを掘り下げて考えてみようという気になってきました。

 以前の【生まれ変わる心?】で5つの人格傾向の分類についてお話をしましたが、その中で自分は『回避性人格傾向』に近いと考え、その後の書き込み【上司への怒り】では原因となった上司について『自己愛性人格傾向』の疑いがあると書き込んでいます。

 では、なぜ自分は『回避性人格傾向』に近いと考えたのか?それは毎日のように叱責する上司から逃れたいという気持ちがあったことに間違いはありません。しかし、実は自分の主張を上司に全く受け入れてもらえなかったことが本当の原因ではないかと考えはじめました。そこに自分自身に中途半端なプライドがあったのでは?とカウンセラーに話をしました。

 次に、『その上司のいる職場復帰への苦痛』と『転職して失うものへの執着』の選択で葛藤があることを話しました。今の職場は、その上司以外に大きな不満はなく収入も満足しています。一方、転職を考えた場合に短かい在籍期間での転職は不利であり、収入が下がる可能性が高いですが、現在の生活レベルを維持したいという執着もあるという気持ちを話しました。カウンセラーからは、自分としてはどちらの気持ちが強いですか?と質問されましたが、『職場復帰』への気持ちがやや強いと答えました。(これについては正直言って今でも結論は出ていません。)

 後半は『自律訓練法』について説明を受け、一日に3度ほど実践するように言われました。『自律訓練法』についてはリラックスさせる効果と共に自己暗示の効果もあるということでした。

by karl_2525 | 2004-05-27 00:10 | うつ  

<< 投薬治療とカウンセリングの限界 『抑うつ状態』=『うつ病』とは... >>