休職→退職→転職【病歴は隠せるか?】

 私が転職する時に気にしていたのが、病気での休職歴が転職先に知られてしまうかどうかでした。一般的に私傷病で会社を休んだ場合は有休から消化され、疾病休暇(有休)となり、欠勤、休職となるわけですが、欠勤扱いになるとお給料が出なくなりますので、健康保険の傷病手当金を申請することになります。

 一方、転職活動をしている時に現在の年収と希望の年収を聞かれますが、現在の年収を聞かれたときにどういう金額にすべきか悩みました。

 なぜかというと傷病手当金は所得税上非課税だからです。非課税だと何が問題なのかというと、転職先に提出しなければならない源泉徴収票に記載されている収入金額が低くなってしまうからです。

 1ヶ月~2ヶ月程度であればボーナスが少なかったというような理由が考えられますが、一年近く傷病手当金を受けた場合は源泉徴収票上の収入金額がほとんどゼロになってしまいます。

 転職先に休職していたことを話した上で入社するのであれば問題ありませんが、病歴を言いたくないために休職していたことを隠そうとすると、源泉徴収票で明らかになってしまいます。

 また、年末ギリギリの入社で年末調整に間に合わず、自分で確定申告する場合は新しい会社へ前の会社の源泉徴収票を提出しなくてすむ場合がありますが、ここにも落とし穴があります。

 会社員のような給与所得者の住民税は特別徴収(給与天引き)です。その住民税の税額は前年の所得に対して決まります。このために5月には自分が住んでいる市町村から新しい会社へ前年の所得と住民税の税額が知らされることになっているのです。

 このことは普通の転職でもありがちなのですが、より多くの年収をもらおうとして現在の収入を聞かれたときに水増ししていると、結局、入社後に本当の年収がバレてしまうというわけです。

 ということで、長期間傷病手当金を受けていると病歴を隠すのは非常に難しいというのが実際のところです。
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by karl_2525 | 2004-06-03 19:35 | お金の話  

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