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サービス残業

 やっと金曜日。今日は帰りの電車の中で缶酎ハイ片手に、この書き込みを下書き中。もともと付き合い程度しか酒を飲まなかったが、先週あたりから帰りの電車で一杯やるようになった。決して酒に逃げているわけではないし、体が多量のアルコールを受け付けないので、缶チューハイ1缶で充分にほろ酔い気分を楽しむことができるのは経済的に体ができているのかもしれない。今更ながら胃を患って酒が飲めなくなった大酒飲みだった父親と一緒に酒を飲む機会が少なかったことが悔やまれる。カップ酒を水のように飲み干していた父親も、一人息子と一緒に酒を飲みたかっただろうと思う。

 再就職して半年以上経過して気が緩んでいるのか、仕事を面倒に感ずることが多くなった。特に午前中はその感が強いので、頭をあまり使わないルーチンワークに費やしている。昼から徐々にテンションが上がってくるので、ついつい残業しがちになってしまう。まぁ、残業して仕事のつじつまがあっているような気もするが・・・。

 会社にしてみれば、人件費の高い日本では1.5人分位の仕事をこなしてもらわないと採算が採れないのだろう。給料は年俸制なので、残業をするほど時間単価が下がる仕組みになっている。管理職ではない従業員に残業代を支払わないのは労基法上は違法なはずであるが、当たり前のように年俸制で残業代を払わない会社が増えている。まったくおかしな話しである。万が一、将来クビになった時に備えて毎日の出退勤時刻はメモしている。クビを宣告されたら、そのメモを証拠に過去に遡って残業代を請求する腹積もりなのである。サービス残業を強いられている諸氏には、出退勤時刻を記録することをお勧めしたい。いざ会社と争議になった場合に有力な証拠になることは労働組合活動で学んだことの一つであった。
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by karl_2525 | 2005-10-15 00:41 | 社会復帰  

うつと転職

 一般的にはうつ状態に陥っているときは転職など重大な決断をしてはいけないといわれている。異論を唱えるつもりは毛頭ないが、誤解を招く可能性もあると思う。

 うつ状態に陥る要因としては『自分の性格や考え方』という自己要因と『自分が置かれている状況』という他者要因があると思われる。ある人にとってはさほど苦痛ではない環境であっても、また違う人にとってはそれが非常に苦痛に感じられる環境であることは容易に想像ができる。

 職場が原因でうつを発症した場合、そこに至るまでにいくつかの環境変化があると思われる。

 一例としては

 1.勤続年数は長いが上司が変わったり、配属先が変わることによる環境変化。

 2.吸収合併や、トップ交代による突然の職場環境変化。

 3.昇進、昇格による自分自身の責任感や周囲からの期待などの環境変化。

 4.自ら転職することによる職場環境や責任感、周囲からの期待などの環境変化。

 乱暴な分類かもしれないが、1や3の場合は現在の会社に残りながら治療を受ければうつ状態からの回復が期待でき、2や4の場合は現在の会社に残り続けて治療を受けてもあまり回復が期待できないような気がする。これは、うつを発症した原因がある程度コントロール可能か否かによる。

 うつから脱出するためには根本的な原因を解決しない限り、かなり長引いてしまうように思える。しかし、職場が原因でうつを発症した場合にその環境が全く変わることを期待できない場合は転職も一つの解決方法ではないだろうか。もちろん、転職先の会社が現在の職場環境と全く違う確率は100%ではないし、新たな問題に遭遇するかもしれない。転職先の情報を事前に調査することはある程度可能ではあるが、最終的には入ってみないとわからないのが現状だろう。

 転職はかなりの肉体的、身体的なエネルギーを消費する。転職後も新しい人間関係を築きなおさなければならない。転職後3ヶ月くらいは心身ともに相当なエネルギーが必要である。しかし、ある意味新しい環境なので過去のしがらみや人間関係もリセットできる唯一の選択だと思う。

 ただし、転職するにあたっては絶対必要な条件がある。それは、うつ状態から回復してから転職をすることである。うつ状態のままでは本来自分が持っている様々な能力が著しく低下している。こんなコンディションでは上手くいくものも上手くいかない。だから、ひとたび転職を決意したのであれば、現在の会社に在籍しながら可能な限りの休養を取ることが重要である。よほどの会社ではない限り、数ヶ月の傷病休暇はあるであろうしその後半年近くは休職できると思われる。会社に対しては長い休みをとることに対して申し訳ないという態度を見せるが、決して本心から申し訳ないなどと思ってはいけない。元々は会社の職場環境改善に対する無知が原因で自分がうつ状態になったのである。あくまでも被害者は自分なのであるから、療養のために休暇を取るのは当然の権利である。

 そうして休暇を取り続けると、休暇も終わりに近づいた頃になると会社は辞めさせようと働きかけてくる。これも当然のことで会社は経済資本主義で活動しているので労働力にならない人間はおいておくわけにいかないのである。飴と鞭を駆使して本人が自主退職するように攻めてくる。おそらく退職金は皆無に等しいかすずめの涙ほどを掲示してくるだろう。ここでも会社の言いなりになってはいけないのであるが、法律というのは弱者の見方にはならず、会社は従業員と交渉する義務を保障していない。つまり、このままでは会社の言うなりになるしかないのである。

 ここまでの話は私の体験を基にした話である。しかし、私は会社の言うなりにはならなかった。それはなぜか。最終手段として個人で加入できる労働組合にかけこんだのである。労組の活動に100%迎合しているわけではないが、唯一自分の味方をしてくれる存在なのであった。
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by karl_2525 | 2005-10-10 12:09 | うつ